のりを使ってコスモスの花を作っている場面です。
「のり」には、液状ののりやスティックのり、テープのりなど、様々な種類がありますが、幼児にとって一番はこのタイプですね。指先の感覚や器用さ、調整力、集中力が身につきます。欠点は指が汚れることでしょうか。
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指先を器用に使って、量を調節しています。多すぎてしまうと作っているものがベタベタしていろんなところに付いてしまって大変なことに。でも、こういう経験をすることで「やっぱり多すぎた。次は少なくしよう。」と子ども自身が感じます。繰り返しのり付けを経験していると、ちょうどいい量が瞬時に判断できるようになります。
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人差し指はのりを使う指なので、親指と中指を使って貼り付けています。丸めた黄色の紙にのりを付けて「ぎゅっ」と押さえています。全神経を指先に集中させているかのような、指先ですね。
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お手拭きがあると、余分なのりを拭き取りながら気持ちよく制作活動ができますね。
こんな日常のちょっとしたことに子どもたちの成長を感じます。