ひまわり体育館
開園以来の夢が叶って、親子ともに活動できる場所ができました。晴雨にかかわらず、広い場所で子どもたちが遊べます。
天井から長いロープが2本つり下げられており、ターザンごっこをして遊べます。(握力、腕の筋力、腹筋等の発達を促します)
保護者の会(父母の会、有志の会等)は、エアロビクスやソフトバレーボール、ダンスなどのレクリエーションで活用しています。
耐震力を基準よりも強めた構造にしてあるので、万が一地震が起きても子どもを守ることができる建物です。また、「地域の避難場所」とも、考えています。祖父母コーラスグループも、活動に利用しています。
図書室
木造の建物(至誠館)内にあり三面の壁には全て林の絵が描かれています。子どもたちが林の中で静かに絵本をみる…というイメージで環境をつくりました。週末、子どもは自分の読みたい本を選んで借ります。自分で選ぶことによって興味が広がります。また、家に帰ってからは、お家の方に読んでもらうこともあるでしょう。絵本を通して、親子のあたたかい時間・つながりを大切にしたいと願っています。
絵を描いてくださったのは埼玉大学名誉教授である吉岡正人先生。他には 埼玉医科大学国際医療センター入り口正面の大きな作品や、2017年には京都ノートルダム女子大学に「最後の晩餐」を納めている先生です。※陸橋下に子どもたちが描いた際にも、先生が飼っている犬を描き加えてくださいました。見付けられましたか?
書道室
至誠館(しせいかん)内に書道室をつくりました。幼児なりに、「心静かに、学びの場につく経験」をさせたいという願いから、開園以来ずっと、年長児に書道教室を実施してきました。今回、特別教室棟である至誠館の建設を機会に、書道室をつくりました。現在は利根川文子先生に指導して頂いております。
近年は便利な世の中になり、タッチ一つでできることがどんどん増えています。その一方で、子どもたちの指先の器用さの発達は、遅くなる一方です。スプーンやフォークを使う、箸を使う。ボタンをつけたり外したりする。鉛筆を使う…等。これらは自分の手指を目的に合わせて向きや角度、力のいれ具合を器用に調節するという経験の繰り返しが必要です。また、うまくいかなかったときは自分で工夫を繰り返していく経験も必要なのです。生活を便利にするあまり、このような経験が極端に少なくなっているのが近年の問題点といえるでしょう。書道は、すべてが自分で墨の量、筆をもつ手指・腕、お手本と同じように…等、調節したり連携させたりしながら書く活動です。いまの子どもたちにぴったりな、発達を促す活動と言えるでしょう。
ゆっくりとしたペースで、無理なく・楽しく字が書けるようになります。机や椅子は小学校と同じものです。小学校へのスムーズな接続もねらいの一つです。
歴代の書道講師
- 初代 高橋香山 先生
- 二代 島田國華 先生
- 三代 利根川文子 先生
童心館・草の庭
写真奥に見える、田舎風の建物が童心館(どうしんかん)です。川沿いに面しており、テラスから景色を眺めても落ち着きます。
現在では主に、子育て支援センターときわぎが開く「未就園児親子教室トトロひろば」の会場として、また、課外バレエ教室の会場として使われています。
時々、町内バンドグループの練習会場として、また、絵画教室の会場としてお貸しすることがあります。
手前の庭が、草の庭(くさのにわ)です。ときわぎにはいくつも庭がありますが、ここでは、草を適度に残す環境とすることで、バッタやコオロギ、ダンゴムシなどの虫さがしなど、ちょっとした自然の中で遊ぶ楽しさが味わえます。
なかよし広場
理科室
至誠館(しせいかん)内に理科室(展示室)をつくりました。子どもたちは、花や虫、石、星などの身近なものに強い関心を示し、子供ながらに「どうして」「なぜ」という疑問をもちます。それが本物(実物)であればなおさらです。ここでは、私ども大人も共に考える場にしたいと思っています。また、環境の一部として一流画家による園の周りの自然を描いた絵、古代から現代までの教育資料などを少しずつ整えています。